鋼管配管の末端部に取り付けられるバルブ!

手元バルブ

現場に取り付けられた空気式の計器や、調節弁、シリンダー弁等に
空気を供給する供給空気配管の各末端に取り付けられる弁。

 

接続は「ねじ込み」で、サイズは1/4インチが多い。
「手元バルブ」「手元弁」「ストップ弁」「ストップバルブ」などと現場では呼ぶ。

 

仕様は「BC JIS10k グローブ弁(玉形弁)」が一般的!
「BC」は材質で「青銅の鋳物(Bronze Casting)」、「JIS10k」はJISの圧力の規格、
「グローブ(玉形)」は流体を制御する部分の形状により弁の分類を表す表現!

 

最近は価格が安いせいか、KITZ製のTKTという製品を良く見かける。
これは黄銅製のボールバルブ!
コンパクトで使い勝手が良いので人気があるようだ!

 

ところで先日(2016年7月)購入したストップバルブの側面には
「JIS10k」の記載があったので安心したが、
最近はJISの改訂などで以前の表現が通用しなくなっているので注意が必要。

 

圧力単位は「パスカル(Pa)」だし青銅鋳物は「BC」ではなく「CAC」と言うはず!
「ネジ」関係も改訂されているようだが、
現場では当分は通用すると思うのでこのサイトでは「昔の名前」でいきます。

 

「ネジ」でも最近は「テーパーネジ」と言わず、「Rc(めねじ)」または「R(おねじ)」と
言うらしい。どうも色々「年寄り」に不便で不慣れなことが増えている。

 

それから、玉弁(ボールバルブ)と玉形弁(グローブバルブ)を同じものと思っている人が
いるようだが、全く構造が違うので注意を!
ただ、計装エアーの手元弁に使うことについては、さほど気にすることはない。
[スポンサードリンク]

「捨てバルブ」

大したことではないのですが、現場で時々「捨てバルブ」という表現を聞くことがあります。
「“捨て”を打つ!」などとも言います。

 

「捨てバルブ」は「スペアーバルブ」が現場的に訛った言い方だと思います。
この「スペアーバルブ」は配管を延ばしていく時、所々に取り付ける予備のバルブのことです。

 

将来に備えて作業員が独自に取り付けることもあれば、
最初から仕様書で数量を謳っている場合もあります。

 

サイズは配管と同サイズが原則なので数が多いと、それなりに原価がかかるので
「見積り落とし」をしないように注意が必要です。