計装工事の現場施工に必要な資格!

資格について

計装工事の施工管理をするうえで、
「この資格を持っていないとできない!」というものはあまり無いと思う!

 

ただ一般的に計装工事屋なら計装士(一級と二級がある)ぐらいはだいたい持っている!
私も一級計装士は持っているし、一応電気工事士の一種も持っている!

 

計装士はコンビナートの場合、顧客の立場でも下請けでも、
「持っていなければならない」ということはないが、

 

計装に携わっているなら「持っていて当たり前」の資格ともいえる!

 

それから現場の施工管理とは別に、個々の作業については、
作業者も作業指揮者もともに何らかの資格が必要な作業もある!

 

例えば、酸欠作業(酸素欠乏危険作業)は、作業指揮者も作業者も資格を必要とする!
作業指揮者は技能講習修了者、作業者は特別教育終了者(技能講習終了者も当然可)
でなければ作業してはならない!

 

たしか、2015年夏以降から足場関係も法律が改正され、
作業者も作業指揮者も「作業主任者」が要るようになったはず!
一般的に「カントクサン」は計装士と電気工事士ぐらいは最低限持ってる人が多い!

 

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登録証・免状・資格者証

計装士(一級、二級)

電気工事士(一種、二種)

監理技術者資格者証

技能講習

特別教育

一般社団法人日本計装工業会が認定している資格!主に、計装工事の施工やその管理をする立場の人が取得している。化学コンビナートの場合、発注者側の工場設備を管理をする部署や、エンジニアリング会社の担当者も持っている人が多い!計装の役割、施工、材料、機器に関する知識や、技術の向上と習得を目指した資格!以前、私が受験したころは「電線管配管」や「導圧配管」の実技があったが、最近は机上実技とかで、実際に「ネジ切...

計装工事の施工をする上で、電気工事士の資格は必ずしも必須というわけではない!しかし、例えば接地工事などは電気工事の範囲とはいうものの、時には計装でする時もある!こういう場合は電気工事士の資格が必要になる!電気工事士とは、手元にある第一種電気工事士の定期講習テキストによると、「電気工事士とは、第一種電気工事士及び代二種電気工事士をいうが、このほかの資格として、特殊電気工事(ネオン工事、非常用予備発電...

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この資格者証は、「一般財団法人建設業技術者センター」という長い名称の団体から交付されている!この資格は、民間の小規模な工事を下請けで施工している限りは、あまり必要を感じない!しかし、官庁関係の工事はこれが無いと施工管理は出来ないと思う!建設業法の第26条3項で、「公共性のある施設若しくは工作物又は多数の者が利用する施設若しくは工作物に関する重要な建設工事で政令で定めるものについては、前2項の規定に...

玉掛け作業とは、ワイヤロープなどで荷物をクレーンなどのフックに掛ける作業のこと!「玉掛け」という言葉自体はかなり昔からあるようだ!「ググッて」みると、その語源についていくつかの「説」がでている!さて、ここでは「玉掛け作業」を技能講習の対象として扱っているが、実際には吊り上げ荷重又は制限荷重1トン以上が技能講習、1トン未満なら特別教育と法律で定められている!但し、注意しなければいけないのは、「吊り上...

これは、安衛則の第83条に基づいて行われる技能講習!最近の建設現場は、労災防止の観点から梯子や脚立の使用制限がかなり厳しくなってきている!その結果、必然的に高所作業車の出番が増えてきている!特に電気や計装の場合、一カ所に留まっての作業が少なく、こまめに移動することが多い。だから、単管足場を組み立てて作業するのは、コスト的にも効率がわるい!そこで高所作業車の出番となる!この資格は、持っているとそれな...

法律を持ち出すと、安衛法(労働安全衛生法)の第六十条に「事業者は・・・・政令に定めるものに該当するときは・・・・・厚生労働省令で定める・・・・・安全又は衛生のための教育を行わなければならない。」とある!さらにこれを受けて、安衛則(労働安全衛生規則)第四十条で「法第六十条第三号の厚生労働省令で・・・・・次のとおりとする!・・・・・以下省略」と、より具体的に内容が定められている!要するに、職長、作業長...