計装工事を施工する為に、必要になる図面について!

施工図

計器配置図

配管配線図

ループ図(系統図)

結線表(コネクションリスト)

空気配管図

フックアップ

 

[スポンサードリンク]

この図面は機器プロット図などを下図とし、電線管の布設ルートを書き入れる!ダクト工事がある場合は、ダクト布設図を下図とすると効率良く書ける!さらに、電線管サイズ及び配管内に通すケーブルの仕様と本数も記載する!しかし実際の施工はなかなか図面通りにはいかない。だから施工は現場の状況に合わせて臨機応変に変更することになる。ただ、信号ケーブルと電源ケーブルは原則として同じ配管には入れないので、そういった施工...

ループ図は計器別系統図と言うこともある。計装工事では現場の一台の主計器を中心にしてループ(LOOP)という捉え方をする。例えば「温度計ループ」とか「圧力計ループ」などと言いう。実際には、必ずしも全ての計器系統が「輪状(LOOP)」になっているとは限らない。ただ制御の基本的な形が、現場の計器からの信号を入力として受け、制御器(controller)から現場の制御対象へ出力信号を返す流れが「ループ」と...

結線表は、コネクションリストとも言いう!ケーブルを布設するに際に、その行き先の制御盤や計器を特定し、ケーブル端末を結線するために端子台の番号や記号を記載し表の形にしたもの!元になる情報はループ図や盤図面から拾うわけだが、結線表はケーブルの繋ぎ込み作業をより効率的に行うための図面なので、結線に必要な情報以外は殆ど記載されていない!だからこの図面からは、ループの全体的なことは何も分からない![スポン...

計装工事の空気配管はザクッと二種類ある!「供給空気配管」と「信号空気配管」の二つ。これは、読んで字のごとく「空気源を供給する配管」と「空気信号を送る配管」のこと!この二種類の配管を一枚の図面に書く時と、「信号」と「サプライ(供給空気配管のことを“サプライ”とか“エアーサプライ”と言うことが多い)」に分けて書く場合とがある!厳密な決まりはないが、計器の点数が多くなると分けた方が分り易いし書き易い!

導圧配管の施工要領を書いた図面!どちらかと言うと「見取り図」に近い!圧力の取り出しノズルに対する計器の位置、配管の勾配、スタンションの有無などが書かれている。細かい寸法などは殆ど記載しない。(消防申請に使用する場合は寸法を入れることもある)その他の情報としては、鋼管の材質、バルブの仕様、圧力レイティング、接続形式、ガスケットの仕様、ポットやベントプラグの位置、スチームトレースの有無などを記載する!...

計器配置図とは、計装工事の現場施工図を作成するにあたり、まず最初に起こす図面で「プロット・プラン」ということもある!各計装機器類が設置される場所が記されている。下図には建築図面に主要機器(タワー、タンク、ベッセル、回転機等)の配置が記載されたものと使う。計器の位置を示すための図面なので、下図には柱や通路・階段などが記された平面図に主要な機器・装置を記入した程度で、計装以外の内容については細かいこと...